取材が来た。

仙台の話はちょっと置いておいて。

さっき、勤務先にT○Sの記者らしき人が来ました。
ハンディカメラを指差し、
「これでお話を伺いたいのですが」
と打診してきたので、
「お答えできません」
と即答でお断り申し上げました(笑)

というのも、今、世間を騒がしている　一級建築士による構造計算書偽造事件。
この舞台の一部がウチの会社の近所なのですよ。
そしてウチの会社は不動産屋。すごい、ちびっちょい会社なんですけどね。

事件直後は頭上をヘリコプターがバラバラ飛んでたり、
該当マンションの前にテレビ局の車が止まってたりで
職場でもこの話題でもちきりでしたが、まさか取材に来るとは思いませんでした☆

や、だってさ。物言えば唇寒し、ってやつ?
別にスネに傷持つ身ではないけれど、あんまりベラベラしゃべるのはちょっとね。
でも、ヒューザーの対応を見てると神経を疑っちゃいますけどね。
宅建業者としての最低限の常識を持ち合わせていないのか。いや、それも計算なのか。

今回、売主であるヒューザーが、被害者に対して損害賠償しなきゃならんのです。
たとえ、ヒューザーが悪くなかったとしても。それが売主としての責任。
で、ヒューザーは、ヒューザーは姉歯建築士及び、イーホームズに対して
損害賠償請求をするべき。これが筋。
姉歯は勿論、イーホームズは、間違いなく負けますね。
だって、審査するのが仕事なのに、それを見抜けなかったのはイーホームズの責任。
仮にヒューザーが故意に偽造させていたとして、それを立証できたとしても
イーホームズが責任を免れるはずがありません。
責任のありかは明白なわけですが、問題なのは、
ヒューザーも、姉歯建築士も、イーホームズも賠償能力が無い、というだけ。

今回の事件に対し、同業者として言える事は
「カンベンしてよ～」　って、くらいです。ホント。
つか、今日は社長不在なので、社長の許可も得ずに
下っ端社員がベラベラお答えするわけにはイカンでしょ。

消費者金融はあまり使わない方がいいと思う。

テレビをつければ必ずといっていい程流れる消費者金融のCM。
武F士、Aイフル、アCムといった老舗サラ金から
東京三菱銀行、UFJ銀行といった銀行の個人向ローンなどそれはもう沢山。

どれも「気軽に、だけど計画的に」とうたっているけど
計画的に借金ができる人だったら、
お金を借りなきゃいけないような事態にはならないでショ(苦笑)

まぁ、返していくのは本人だから、別に借りるなとはいいません。
でももし、将来自分が家を買いたい、とか思ってるのなら
絶対に消費者金融には手を出さない事です。

最近は低金利な事もあって、家賃並もしくはそれ以下の支払で
家を買える金額のローンが組めます。だけどそれはローン審査に通った人の話。
消費者金融にお金を借りてる人は
住宅ローンを組むことは不可能だと考えた方がいいです。
たった10万しか借りてない、としても
借りなきゃ生活できない、と看做されてしまうのですよ。

これだけカジュアルになってしまったサラ金、
借金がごく普通のものになってしまい、
抵抗が無くなってしまっている人も増えています。
でも将来、国民の所得が消費ではなく
金利に消えていくような事になってしまったら
恐ろしい事だと思うのですよ。
お金はもっとぐるぐる廻って欲しいものです。